『イスラム2.0―SNSが変えた1400年の宗教観』飯山陽(いいやま・あかり)(河出新書)
2019年
272頁
目次(収録作品)
第1章 イスラム2.0時代の到来
第2章 ヨーロッパのイスラム化とリベラル・ジハード
第3章 インドネシアにみるイスラム教への「覚醒」
第4章 イスラム・ポピュリズム
第5章 イスラム教の「宗教改革」
第6章 もしも世界がイスラム教に征服されたら…
第7章 イスラム教徒と共生するために
ウェブにアップされた『コーラン』「ハディース」。一部の宗教エリートのものだった知識や解釈が、翻訳・検索機能により容易に直接触れられるようになる。原点回帰がすすむイスラム教徒の価値観は、SNSにより極めて早く広範囲に、そして心に深く刺さるものとなり拡散されていく。ヨーロッパでは「同化しない」イスラム教徒たちが、「移住」と「多産」によりイスラム化をすすめる、「静かなるジハード」が進行し問題となっている。突きつけられた現実に、日本はどう対処すべきか!?
アマゾン商品説明より