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『古き日本の瞥見』 マーガレット・バラ(有隣新書)

『古き日本の瞥見』 マーガレット・バラ(マーガレット・テート・キニア・バラ)、川久保とくお訳(有隣新書・有隣堂)

1992年9月18日第1刷発行
187頁
定価:893円(税別)




目次(収録作品)

ニューヨークから横浜までの船旅 1816年6月1日~11月11日
手紙1(神奈川・日本)1861年11月13日
手紙2(神奈川・日本)1861年11月20日
〔ほか〕

横浜開港から2年後の1861年、アメリカから、結婚したばかりの宣教師夫妻が来日した。夫は、後にわが国最初のプロテスタント教会である「日本基督公会」を横浜に設立したJ・H・バラ、妻は、夫を助けて日本伝道に生涯を捧げたマーガレットである。本書は、マーガレットが故国の友人に宛てた手紙をまとめたもので、ニューヨークからの船旅、ヘボンたちと住んだ神奈川・成仏寺の様子、日本の風物、小旅行の印象など、幕末の日本における、さまざまな生活と体験を感受性豊かな筆致でつづる。

アマゾン商品説明より


著者はアメリカの宣教師の夫人。本書は、日本滞在時に祖国の友人に宛てた手紙をまとめたものだが、日記ともいえる。

日本は幕末、アメリカは南北戦争の頃の一次資料として貴重な本。
著者は敬虔なキリスト教徒で、キリスト教徒に改宗させ「未開」なひとびとの蒙を啓いてあげようという信念が伺える。

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