『定本 国体の本義 臣民の道』(合冊版)文部省編纂(呉PASS出版)
2018年
230頁
『国体の本義』(こくたいのほんぎ)とは、1937年(昭和12年)に、「日本とはどのような国か」を明らかにしようとするために、当時の文部省が学者たちを結集して編纂した書物である。神勅や万世一系が冒頭で強調されており、国体明徴運動の理論的な意味づけとなった。
出典:呉PASS出版公式サイト
『臣民の道』(しんみんのみち)は、1941年(昭和16年)7月の第3次近衛内閣時に文部省教学局より刊行された著作である。欧米の個人主義思想を否定し、ただ国体の尊厳を観念として心得るだけでなく、国家奉仕を第一とする「臣民の道」を日常生活の中で実践する在り方を説いている。
1937年に文部省より刊行された「国体の本義」と並ぶ正統的国体論であり、教育勅語の忠君愛国精神を強くかつ詳細に具現化したものと言える。出典:Wikipedia