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『言語と認識のダイナミズム』丹治信春(勁草書房 )

『言語と認識のダイナミズム―ウィトゲンシュタインからクワインへ』丹治信春(勁草書房)

2019年
264頁




目次(収録作品)

第一章 言語の成立基盤――ウィトゲンシュタインの洞察
 1・1 なぜ言語が問題なのか
 1・2 ことばと〈もの〉との結び付き
 1・3 言語ゲームと文法
 1・4 ウィトゲンシュタイン的アプローチ
 1・5 規則にしたがうということ

第二章 意味の問題と事実の問題──ウィトゲンシュタインの限界
 2・1 〈われわれの一致〉と〈ものの本性〉
 2・2 『断片』と『哲学探究』からの数節の検討
 2・3 規準と徴候
 2・4 世界像

第三章 全体論的言語・知識観――クワインの発想
 3・1 「経験主義の二つのドグマ」
 3・2 言語の社会的性格
 3・3 言語の同一性

第四章 「補償の原理」の展開
 4・1 言語の社会的分業
 4・2 分析命題――一基準語と法則集約語
 4・3 観察文と観察の理論負荷性

第五章 問題点の検討
 5・1 言語の習得可能性
 5・2 非‐推移性と「言語共同体」概念

本書のテーマは、知る、考える、疑う等の認識における言語の機能である。意味と事実の峻別というウィトゲンシュタインの考えを批判し、クワインの考えをベースに思索を展開。

出典:勁草書房公式サイト

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