スポンサーリンク

『名ごりの夢―蘭医桂川家に生れて』今泉みね(東洋文庫)

『名ごりの夢―蘭医桂川家に生れて』今泉みね(東洋文庫・平凡社)

1963年
276頁




目次(収録作品)

維新前の洋学者たち
(私の見た洋学者たち/蘭学書生かたぎ/宇都宮三郎さん/柳河さんのカンカンノウ/きつねこんこん/石井謙道さん/福沢諭吉さんのお背中/あやめかきつばた)

桂川家の人びと
(奥医師の生活/元日の御登城/拝領/お手添えのがん/おこうやく/みくら島/の亡霊/公方様に化けた狸/御殿のおばさま/ジーフハルマと香月叔母/浜風/七つの御祝/ながのお別れ/おはま御殿/天下泰平/新銭座のおじさま/御維新の下地/あぶりこの火事/藤沢志摩守/甫策おじ/虱の殿様/山川のおば様)

名ごりの夢
(雲にかけ橋/黒船さわぎ/おんみつ話/大川端/調練場と西洋館/一筆あんま/初午まつり/雛まつりとお手習い/そのころの隅田川/向島と上野/七夕/氷/花火の両国/思い出の秋/むかしの食物/もたれ袋/更紗とワーフル/首級の供養/身は姫じゃ/ちーばかま/あのころの芝居見物/私の見た「由良之助」/芝居小話/芸者のはなし/春の思い出)

嵐のあと
(椎のあらし/初ほととぎす/縁談/人生の浮き沈み/夫婦喧嘩/江藤さんの獄門/副島先生/煉瓦/建白書/南洲墓畔)

御典医の家に生まれた著者は,父の許に出入りした洋学者,福沢諭吉,神田孝平,箕作秋坪らの若き日の姿を思いだしながら,その言動を語る。維新前夜の生活と時代の変遷をみごとに伝える回想録。

出典:平凡社公式サイト


[関連]
『名ごりの夢―蘭医桂川家に生れて』今泉みね(2021・平凡社ライブラリー)

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Secured By miniOrange