スポンサーリンク

『文科の時代』渡部昇一(PHP文庫)

『文科の時代』渡部昇一(PHP文庫)

1994年4月15日初版発行
237頁




目次(収録作品)※()内は初出。

文科の時代―日本民族の可能性(『諸君!』1973年7月号)
オカルトについて―光が闇になった時代(『諸君!』1974年7月号)
天皇について―国体は何度も変った(『諸君!』1974年2月号)
日本語について―言霊の視点から(『諸君!』1974年8月号)
労働について―乞食と奴隷の間(『諸君!』1974年4月号)
命令と服従―小野田さんの帰還に考える(『諸君!』1974年5月号)
新聞の向上?―楚人冠『最近新聞紙学』を読む(『諸君!』1973年11月号)
道化の効用―参議院を「フールの府」とせよ(『正論』1974年7月号)

解説―編集者との対話 矢沢永一

拡大と生産の原理に限度が見え始めた現代。古代より日本人が実践してきた、後に残らないものに精神的エネルギーを集中することができる「文科的原理」にこそ、これからの人類の活路がある―。
論壇デビュー作となった表題作ほか「オカルトについて―光が闇になった時代」「労働について―乞食と奴隷の間」等、博大な学識と明晰な語り口で常識の「灰汁」を掬い取る、極上のエッセイ八編を収録。

アマゾン商品説明より


著者は、英語学者、評論家。(1930-2017)
本書は、言論誌に載った評論を一書として編集したもの。1974年に単行本(文藝春秋)、1978年文春文庫。
初出からはもうかなりの時間が経ったが、今読んでも悪くない。

[関連]
『文科の時代』渡部昇一(1974・文藝春秋)単行本
amazon

『文科の時代』渡部昇一(1978・文春文庫)
amazon

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Secured By miniOrange