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『白人ナショナリズム』渡辺靖(中公新書)

『白人ナショナリズム―アメリカを揺るがす「文化的反動」』渡辺靖(中公新書)

2020年
212頁




目次(収録作品)

第1章 白人ナショナリストの論理と心理(『アメリカン・ルネサンス』/まるで学会のような雰囲気 ほか)
第2章 デヴィッド・デュークとオルトライト(デヴィッド・デュークとの会話/「白人の公民権運動」 ほか)
第3章 白人ナショナリズムの位相(白人ナショナリズムの起源/クー・クラックス・クラン ほか)
第4章 白人ナショナリズムをめぐる論争(なぜ白人ナショナリストになるのか/リベラル派の欺瞞 ほか)
第5章 白人ナショナリズムとグローバル・セキュリティ(グローバル化する白人ナショナリズム/濃密な人的ネットワーク ほか)

白人至上主義と自国第一主義が結びついた「白人ナショナリズム」。トランプ政権の誕生以降、注目を集めるオルトライトをはじめ、さまざまな勢力が連なる反動思想だ。反共、反多文化主義、反ポリティカル・コレクトネスといった旧来の保守と共通する性格の一方、軍備拡張や対外関与、グローバル資本主義を否定する。社会の分断が深まるなか、自由主義の盟主アメリカはどこへ行くのか。草の根のリアルな動向を現地から報告。

出典:中央公論新社公式サイト

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