『長距離走者の孤独』アラン・シリトー、丸谷才一・河野一郎訳(新潮文庫)
改版1973年
246頁
目次(収録作品)
長距離走者の孤独
アーネストおじさん
レイナー先生
漁船の絵
土曜の午後
試合
ジム・スカーフィデイルの屈辱
フランキー・ブラーの没落
“おれはどんなことがあったって奴らに見せつけてやるんだ、誠実とはどういうことかを”クロスカントリー競技会で優勝を目前にしながら走るのをやめ、感化院長などの期待に見事に反抗を示した非行少年スミス――社会が築いたさまざまな規制への反撥と偽善的な権力者に対するアナーキックな憤りをみずみずしい文体で描いて、青春の生命の躍動と強靱さあふれる表題作ほか7編収録。
出典:新潮社公式サイト
[関連]
『長距離走者の孤独』アラン・シリトー、丸谷才一・河野一郎訳(1977・集英社文庫)230頁
(新潮文庫版と収録作品同じ)
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