2009年
264頁
目次(収録作品)
序 仏教はとても斬新な哲学である
第1章 存在について―本体なき現像の生成
第2章 言語について―その解体と創造
第3章 心について―深層心理の奥にあるもの
第4章 自然について―自己と環境の哲学
第5章 絶対者について―絶対無の宗教哲学
第6章 関係について―その無限構造の論理
第7章 時間について―絶対現在の時間論
結 「哲学としての仏教」への一視点
仏教って、こんなに新しく面白かったのか! 常住不変な存在としての「私」を否定する無我。主客二元論を根本的に否定する縁起。無意識の世界、絶対現在の時間論等、現代西洋哲学を先取りした思想に迫る。
出典:講談社BOOK俱楽部