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『改訂版 神話と歴史叙述』三浦佑之(講談社学術文庫)

『改訂版 神話と歴史叙述』三浦佑之(講談社学術文庫)

2020年
384頁




目次(収録作品)

第1部 歴史叙述の方法(『日本書』から日本書紀へ―史書の構想と挫折/日本書紀の歴史叙述/古事記の歴史叙述/母系残照―古事記・日本書紀の婚姻系譜/天皇の役割―夢見と呪性)

第2部 歴史としての起源神話(起源としての笑い/イケニヘ譚の発生―農耕の起源/青人草―人間の誕生と死の起源/交わる人と神―境界としての“坂”/起源としての生産・労働・交易)

書きのこされた「歴史」は、現実に営まれた事実としての「歴史」とイコールではない。神から人へと直線的な時間で編まれた日本書紀と、神がみと人間の時間が併存する古事記。天皇の婚姻系譜における父系と母系。クーデターの正統性と敗者への視点……。過ぎ去った時間を手中におさめたい意志が歴史を編集する。神話と歴史をともに表現行為ととらえ、古代の世界観を検討する。
ベストセラー『口語訳 古事記』を生み出すことになる、通説への疑義と考察に満ちた一冊を大幅にアップデートして文庫化!

出典:講談社BOOK俱楽部

本書は、1998年刊若草書房を原本とし、大幅な加筆と削除および修正を行って文庫化したもの。

[関連]
『神話と歴史叙述』三浦佑之(1998・若草書房)
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