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『伝奇集』J.L. ボルヘス(岩波文庫)

『伝奇集』J.L. ボルヘス、鼓直訳(岩波文庫)

1993年
282頁




目次(収録作品)

八岐の園/トレーン、ウクバール、オルビス・テルティウス/アル・ムターシムを求めて/『ドン・キホーテ』の著者、ピエール・メナール/円環の廃墟/バビロニアのくじ/ハーバート・クエインの作品の検討/バベルの図書館/八岐の園/工匠集/記憶の人、フネス/刀の形/裏切り者と英雄のテーマ/死とコンパス/隠れた奇跡/ユダについての三つの解釈/結末/フェニックス宗/南部

夢と現実のあわいに浮び上がる「迷宮」としての世界を描いて現代文学の最先端に位置するボルヘス(一八九九―一九八六).われわれ人間の生とは,他者の夢見ている幻に過ぎないのではないかと疑う「円環の廃墟」,宇宙の隠喩である図書館の物語「バベルの図書館」など,東西古今の神話や哲学を題材として精緻に織りなされた魅惑の短篇集.

出典:岩波書店公式サイト

伝奇集 (岩波文庫)

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