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『歌よみに与ふる書』正岡子規(岩波文庫)

『歌よみに与ふる書』正岡子規(岩波文庫)

改版1983年
180頁



明治31年に発表された表題作は、『古今集』を和歌の聖典としてきた千年近い歴史がもつ価値観を転倒させた衝撃的な歌論であった。万葉の歌風を重んじ、現実写生の原理を究明した子規(1867-1902)の歌論は、全篇に和歌改革への情熱が漲り、今なお我々を打つ。「あきまろに答ふ」「人々に答ふ」「曙覧の歌」「歌話」を併収。(解説=土屋文明)

本書表紙(カバー)より

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