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『飯待つ間』正岡子規(岩波文庫)

『飯待つ間―正岡子規随筆選』正岡子規、阿部昭編(岩波文庫)

1985年
213頁



無類の食いしん坊であった子規は、中でも大の果物好きであり、その食べ方も芯を噛み皮を吸うという徹底したものであった。本書に厳選された随筆を読むと、その見事な食べっぷりが、子規の人生や文章に対する徹底ぶりに通じていることがよくわかり大変興味深い。折々に書かれた随筆から「夢」「恋」「酒」「旅」「病」「墓」等29篇を精選。

本書表紙(カバー)より

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