スポンサーリンク

『女坂』円地文子(新潮文庫)

『女坂』円地文子(新潮文庫)

改版1961年
256頁




目次(収録作品)

第一章
初花/青い葡萄/彩婢抄
第二章
二十六夜の月/紫手絡/青梅抄
第三章
異母妹/女坂
注解 犬養廉
解説 江藤淳

明治初期、世に時めく地方官吏・白川行友の妻・倫(とも)は、良人(おっと)に妾を探すために上京した。妻妾を同居させ、小間使や長男の嫁にまで手を出す行友に、ひとことも文句を言わずじっと耐える倫。彼女はさらに息子や孫の不行跡の後始末に駈けまわらねばならなかった。
すべてを犠牲にして“家”という倫理に殉じ、真実の“愛”を知ることのなかった女の一生の悲劇と怨念を描く長編。
野間文芸賞受賞作。詳細な注解を付す。

アマゾン商品説明より

女坂 (新潮文庫)

amazon  楽天


スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Secured By miniOrange