『フォルモサ 台湾と日本の地理歴史』ジョージ・サルマナザール、原田範行訳(平凡社ライブラリー)
2021年
419頁
目次(収録作品)
第1巻(位置と大きさ、島の配置/フォルモサで起きた大きな革命のこと/フォルモサにおける政府のしくみ、およびメリヤンダノー皇帝が定めた新しい法について/フォルモサの人々の宗教について/祝祭について ほか)
第2巻(著者によるヨーロッパ各地の旅の説明/著者が改宗に至った根拠/神の存在について/神の一般的属性について/特に神聖なる属性について ほか)
自称台湾人の詐欺師による詳細な台湾・日本紹介。すべて架空の創作ながら知識層に広く読まれ、18世紀欧州の極東認識やあの『ガリヴァー旅行記』にも影響を与えた世紀の奇書。
出典:平凡社公式サイト