『ミミズによる腐植土の形成』ダーウィン、渡辺政隆訳(光文社古典新訳文庫)
2020年
326頁
目次(収録作品)
1章 ミミズの習性
2章 ミミズの習性(承前)
3章 ミミズが地表に運ぶ細かい土の量
4章 古代建造物の埋没に果たしているミミズの役割
5章 土地の削剥におけるミミズの役割
6章 土地の削剥(承前)
7章 結論
自宅の裏庭につづく牧草地の一角に石灰をまき、家族の協力を得ながら土を掘り返しての観察と実験を重ねること40年。ミミズの働きと習性について生涯をかけて研究したダーウィン最後の著作。『種の起源』で提唱したみずからの理論を下支えする存在、それがミミズだった。
出典:光文社公式サイト