1986年
187頁
目次(収録作品)
夢十夜
文鳥
永日小品
長篇の合い間をぬうようにして書かれた小品とよばれる一群の短篇がある.小品とはいうが,しかしその存在は大きく,戦後の新しい漱石論は『夢十夜』の読み直しからはじまったと言っても過言ではあるまい.ここには荒涼たる孤独に生きた作家漱石の最暗部が濃密に形象化されている.『文鳥』『永日小品』を併収.(解説 阿部 昭)
出典:岩波書店公式サイト
[関連]
『文鳥・夢十夜・永日小品』夏目漱石(改版1970・角川文庫クラシックス)245頁
『文鳥・夢十夜』夏目漱石(改版2002・新潮文庫)336頁
(文鳥/夢十夜/永日小品/思い出す事など/ケーベル先生/変な音/手紙)
『教科書で読む名作 夢十夜・文鳥ほか』夏目漱石(2017・ちくま文庫)287頁
(夢十夜/文鳥/現代日本の開化/硝子戸の中)
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