1986年
378頁
目次(収録作品)
現代日本の開化
中味と形式
文芸と道徳
私の個人主義
模倣と独立
無題
教育と文芸
東洋美術図譜
イズムの功過
博士問題とマードック先生と余
マードック先生の『日本歴史』
博士問題の成行
文芸委員は何をするか
学者と名誉
硝子戸の中(抄)
倫敦消息(抄)
愚見数則
人生
日記
断片
日記(抄)
書簡(抄)
圧倒的な優位にたつ西洋文明を向うにまわし漱石は「自己本位」の立場を同時代のだれにもまして痛切に生きた.血のにじむようなその苦闘の跡を示す「現代日本の開化」「私の個人主義」など五篇の講演記録を中心に,かれの最も奥深いところから響いてくる肉声というべき日記・断片・書簡を抄録した.『漱石文芸論集』と対をなす.
出典:岩波書店公式サイト
2015年
224頁
愚見数則
入社の辞
虚子著『鶏頭』序
太陽雑誌募集名家投票に就て
イズムの功過
私の個人主義
思い出す事など(抄)
ケーベル先生の告別
硝子戸の中(抄)
文学談
文士の生活
書簡(抄)
正岡子規宛 夏目鏡宛 森田草平宛(四通)
高浜虚子宛 中川芳太郎宛 狩野亨吉宛 鈴木三重吉宛 小宮豊隆宛(二通)中村古峡宛
坂元雪鳥宛(二通)和辻哲郎宛 岡田正之宛
林原耕三宛 武者小路実篤宛 大石泰蔵(二通)久米正雄・芥川龍之介宛(二通)
断片 三五C
断片 三五D
解説:出久根達郎
(原本:『漱石人生論集』[amazon]講談社文芸文庫 2001年刊)
『私の個人主義ほか』夏目漱石(中公クラシックス)
2001年
377頁
『文学論』序
文芸の哲学的基礎
道楽と職業
現代日本の開化
文芸と道徳
文展と芸術
素人と黒人
私の個人主義
思い出す事など
amazon
『私の個人主義』夏目漱石(講談社学術文庫)
1978年
170頁
道楽と職業
現代日本の開化
中味と形式
文芸と道徳
私の個人主義
『社会と自分―漱石自選講演集』夏目漱石(ちくま学芸文庫)
2014年
382頁
定価:950円(税別)
道楽と職業
現代日本の開化
中味と形式
文芸と道徳
創作家の態度
文芸の哲学的基礎
付録 私の個人主義
amazon
『思い出す事など 私の個人主義 硝子戸の中』夏目漱石(講談社文芸文庫)
2016年
304頁
思い出す事など
私の個人主義
硝子戸の中
改版1952年
160頁