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『世界史の中の戦国大名』鹿毛敏夫(講談社現代新書)

『世界史の中の戦国大名』鹿毛敏夫(講談社現代新書)

2023年
320頁




目次(収録作品)

プロローグ 戦国大名は世界史の中でいかなる活動をしていたのか
第1章 「倭寇」となった戦国大名たち 戦国大名と中国
第2章 外交交易対象の転換 対中国から東南アジアへ
第3章 対ヨーロッパ外交の開始とその影響
第4章 戦国大名領国のコスモポリタン性
第5章 東南アジア豪商の誕生
第6章 日本と世界をつないだ国際人たち
第7章 戦国大名の「世界」と徳川政権の「世界」
エピローグ 「世界史の中の戦国大名」の精神性

ポルトガルインド総督に使節を派遣した大友氏。アユタヤ国王との接触を図る松浦氏。カンボジアとの「国交」樹立を目論む島津氏。さらには天正遣欧使節や伊達政宗による慶長遣欧使節。あるいは、その本拠地で花開いた国際色豊かな「コスモポリタンシティー」――国の「王」として、狭い冊封体制の枠組みを越え、東南アジアから南アジアへ、そしてヨーロッパへと、対外活動を地球を俯瞰する広範囲へと拡大してゆく戦国大名たち。日本史の文脈を越え、世界史のコンテクストの中から見えてくる、戦国大名のこれまでとはまったく異なった新たな姿を提示する。

出典:講談社BOOK俱楽部

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