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『遊びと人間』ロジェ・カイヨワ(講談社学術文庫)

『遊びと人間』ロジェ・カイヨワ、多田道太郎・塚崎幹夫訳(講談社学術文庫)

1900年
390頁




目次(収録作品)


1.定義
2.分類
3.遊びの社会性
4.遊びの堕落
5.遊びを出発点とする社会学のために


6.遊びの拡大理論
7.模擬と眩暈
8.競争と偶然
9.現代社会への再湧出


1.偶然の遊びの重要性
2.教育学から数学まで
3.遊びと聖なるもの

なぜ人間は遊ぶのか。人は夢、詩、神話とともに、遊びによって超現実の世界を創る。現代フランスの代表的知識人といわれるカイヨワは、遊びの独自の価値を理性の光に照らすことで、より豊かになると考え、非合理も最も合理的に語ってみせる。彼は、遊びのすべてに通じる不変の性質として競争・運・模擬・眩暈を提示し、これを基点に文化の発達を考察した。遊びの純粋な像を描き出した遊戯論の名著。

出典:講談社BOOK俱楽部

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