『長沙作戦―緒戦の栄光に隠された敗北』佐々木春隆(光人社NF文庫)
2007年
315頁
目次(収録作品)
第1章 陸軍士官学校(瓢箪から出た駒/生まれつきの歩兵 ほか)
第2章 初陣(タマの洗礼/陳家橋の緒戦 ほか)
第3章 第一次長沙作戦(作戦の発想/作戦目的 ほか)
第4章 第二次長沙作戦(嫌な予感/香港攻略戦 ほか)
第5章 作戦回顧(作戦の結果/関係首脳の回顧 ほか)
昭和16年12月、太平洋戦争開戦とともに香港要塞攻略のため、中国大陸における陽動作戦として長沙作戦が発動された。軍司令官による計画なき無謀ともいえる進行作戦によって、補給のない日本軍は弾薬・食糧が尽きた。中国軍を侮り、死傷者が続出、ついに反転退却に至った長沙作戦の実情を若き将校が描く。
出典:潮書房光人新社公式サイト
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