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『日本と西欧の五〇〇年史』西尾幹二(筑摩選書)

『日本と西欧の五〇〇年史』西尾幹二(筑摩選書)

2024年
432頁




目次(収録作品)

第一章 そも、アメリカとは何者か
第二章 ヨーロッパ五〇〇年遡及史
第三章 近世ヨーロッパの新大陸幻想
第四章 欧米の太平洋侵略と江戸時代の日本

西欧の歴史は休みない戦争の歴史であり、特に16-18世紀は「軍事革命」の300年だったと言える。西欧はそれを奇貨として、宗教改革によって強化されたキリスト教信仰と「新大陸幻想」に駆られて、新世界の発見・拡大に躍り出る。その歴史はスペインとポルトガルに始まり、オランダ、イギリスを経て、アメリカの「脱領土的世界支配」に至る。そして今日、中国の勃興を背景に流動化する国際秩序は、「新たな中世」の到来を告げているかのようだ。世界覇権をめぐる500年の争いを俯瞰し、日本が立ち向かうべき「現実」の正体に挑む著者渾身の一冊。

アマゾン商品説明より

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