『証言 零戦 生存率二割の戦場を生き抜いた男たち』神立尚紀(講談社+α文庫)
2016年
544頁
目次(収録作品)
第1章 三上一禧―「零戦初空戦」で撃墜した宿敵との奇跡の再会
第2章 田中國義―「日本海軍一」と言われた、叩き上げ搭乗員のプライド
第3章 原田要―幼児教育に後半生を捧げたゼロファイター
第4章 日高盛康―「独断専行」と指揮官の苦衷
第5章 小町定―真珠湾から海軍最後の空戦まで、大戦全期間を戦い抜く
第6章 志賀淑雄―半世紀の沈黙を破って
第7章 吉田勝義―豪州本土上空でスピットファイアを圧倒
第8章 山田良市―ジェット時代にも飛び続けたトップガン
1941年12月8日、真珠湾攻撃に参加し、1945年8月18日の日本海軍最後の空戦まで戦い抜いた歴戦の搭乗員は、その日、まだ25歳だった。戦死率8割という消耗戦を生き残った若者たちは、あの戦いの最中に何を思い、戦後の混乱のなかでどのように生き抜いていったのか。150人以上の搭乗員たちにインタビューしたジャーナリストによる、平成の若者の祖父たちの激闘と苦闘の記録である。
出典:講談社BOOK俱楽部
本書は、『ゼロファイター列伝』に加筆・修正し、改題して文庫化したもの。
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