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『忘れられた日本人』宮本常一(岩波文庫)

『忘れられた日本人』宮本常一(岩波文庫)

1984年5月16日初版発行
334頁




目次(収録作品)

対馬にて/村の寄りあい/名倉談義/子供をさがす/女の世間/土佐源氏/土佐寺川夜話/梶田富五郎翁/私の祖父/世間師/文字をもつ伝承者

昭和14年以来、日本全国をくまなく歩き、各地の民間伝承を克明に調査した著者(1907‐81)が、文化を築き支えてきた伝承者=老人達がどのような環境に生きてきたかを、古老たち自身の語るライフヒストリーをまじえて生き生きと描く。辺境の地で黙々と生きる日本人の存在を歴史の舞台にうかびあがらせた宮本民俗学の代表作。(解説=網野善彦)

本書表紙(カバー)より


老人たちの話を聞き、我が国の常民の暮らしを描いた良書。ひとつの文学でもある。おすすめ。

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