2015年
376頁
目次(収録作品)
第1部 価値あるもの
はしがき
社会における学生の地位
教育
学校
教養(1)
教養(2)
学問
哲学
科学
歴史
芸術
道徳
宗教
第2部 私たちの生き方
読むこと
考えること、書くこと、語ること
講義・試験
日常生活
修養
親子愛
師弟愛
友情
恋愛
学園
同胞愛
社会
職業
卒業
河合栄治郎は戦中、軍部ファシズムを臆せず批判した人物として知られる。本書は、彼が平賀粛学と呼ばれる裁定によって東大の教壇を追われ、加えて出版法違反で訴追されるなか、若い人々へ心血をそそいで発したメッセージ。
出典:インタープレイブックス公式サイト
[関連]
『改訂版 学生に与う』河合栄治郎(2016・呉PASS出版)
原本…昭和15年、日本評論社刊、河合栄次郎著。A5版、306ページ。渡部昇一、丸山眞男など、幅広い層から尊敬を受ける、戦前教養主義の大家、河合栄 次郎が、戦争に向き合う、当時の学生に向けて書いた本書は、生きる意味を見失いそうになる現代のすべての人々にも通ずる価値を有する。大衆社会に在って、 飲み込まれることを拒否する人々、知性の崩壊を食い止めたいと願う人々、そしてエスタブリッシュメントを目指す若い人々に、是非手に取って頂きたい一冊で ある。在野ノ知識人タレ!
出典:呉PASS出版公式サイト