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『まっくら 女坑夫からの聞き書き』森崎和江(岩波文庫)

『まっくら 女坑夫からの聞き書き』森崎和江(岩波文庫)

2021年
‎330頁




目次(収録作品)

はじめに
無音の洞
流浪する母系
棄郷
灯をもつ亡霊
のしかかる娘たち
セナの神さま
ヤマばばあ
赤不浄
共有
地表へ追われる
坑底の乳
あとがき

[付録]聞き書きの記憶の中を流れるもの
解説 水溜真由美

筑豊の地の底から石炭を運び出す女性たち。その逞しい生き様を記録したデビュー作。
「女も男と同じごと仕事しよったですばい」「どんなことにでも堂々とむかってやる、こい」。筑豊の炭鉱で働いた女性たちの声を聞き取り、その生き様を記録した一九六一年のデビュー作。意志と誇りを失わず、真っ暗な地の底で過酷な採炭労働に従事した彼女たちの逞しさが、生き生きと描かれている。

出典:岩波書店公式サイト

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