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『一九四五 占守島の真実』相原秀起(PHP新書)

『一九四五 占守島の真実―少年戦車兵が見た最後の戦場 』相原秀起(PHP新書)

2017年
273頁




目次(収録作品)

第1章 最前線
「おまえら死ぬことばかりを考えるな」
陸軍少年戦車兵学校の「豆タン」たち
「絶対国防圏」の北の要

第2章 終戦三日後の激戦
「敵上陸、兵力数千人」
断乎、反撃に転じ、上陸軍を粉砕せよ
約二時間のタイムラグの謎

第3章 停戦
予想もしなかった命令
激戦の中、敵司令部へ
迫り来る最期の時

第4章 抑留
ナホトカにて
「本当に日本兵なのか」
それは白樺の薪ではなかった

第5章 戦後
約束の富士登山
占守島に慰霊碑を
忘れえぬ記憶

第6章 時が止まった島
二つの意味で遠き地
飛行機の墓場
自然の素晴らしい島で生きる喜び

終戦後、千島列島に侵攻したソ連軍を撃破! 日本を救った男たちの激闘。

終戦後の昭和20年8月17日深夜。ソ連は千島、北海道の占領をめざし、千島列島北東端の占守島への侵攻を開始する。この暴挙に対し、日本軍は敢然と反撃。結果、戦車部隊を率いた池田末男連隊長はじめ約300名の戦死者を出すものの、ソ連軍には約3000名の損害を与え、侵攻を足止めした。

もし、この戦いがなければ、北海道はソ連に占領され、日本の戦後は大きく変わっていたかもしれない。だが奮闘した男たちは、シベリアに送られ、さらに苦闘を重ねることになる……。

本書では、占守島で戦い、生き残った人びとの詳細な記憶の積み重ねによって、息づまる戦場の実相、日本軍最後の勝利の詳細、そして深くて重いシベリア抑留の日々が克明に描き出される――。

出典:PHP INTERFACE(PHP研究所公式サイト)


[参考]
『北海道を守った占守島の戦い』上原卓(2013・祥伝社新書)

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