改版2017年
225頁
目次(収録作品)
1 議論の種々相(議論べたの悩み/無理押しの強み ほか)
2 強弁術(強弁術の誕生/小児型強弁 ほか)
3 詭弁術(詭弁術の誕生/強弁との境 ほか)
4 論理のあそび(やさしいパズル/説得ということ ほか)
知的な観察によって、人を悩ます強弁・詭弁の正体を見やぶろう。言い負かし術には強くならなくとも、そこから議論を楽しむ「ゆとり」が生まれる。人食いワニのパラドックスや死刑囚のパラドックスなど、論理パズルの名品を題材に、論理のあそびをじっくり味わおう。それは、詭弁術に立ち向かうための頭の訓練にもなる。ギリシャの哲人からルイス・キャロルまでが登場する、愉快な論理学の本。「鏡と左右」問題の付録つき。
出典:中央公論新社公式サイト