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『公文書問題と日本の病理』松岡資明(平凡社新書)

『公文書問題と日本の病理』松岡資明(平凡社新書)

2018年
221頁




目次(収録作品)

はじめに──理念なき公文書管理
第1部 噴出した公文書問題
1 森友学園問題が浮かび上がらせたもの
2 加計学園問題の核心
3 陸上自衛隊PKO部隊日報問題

第2部 公文書管理をめぐって
1 行政文書ガイドライン改正
2 公文書管理法制定の経緯
3 公文書管理法の成果と課題
4 公文書管理の「明日」に向けて

第3部 歴史資料をいかに保存するか
1 満蒙開拓団の記録
2 知られざる戦争の記録
3 震災の記録と継承

むすびに代えて──公文書問題再び

森友学園問題、加計学園問題、陸上自衛隊南スーダン派遣PKO部隊日報問題……。
公文書の管理を巡って、なぜこれほど問題が続くのか。
なぜこの国では民主主義の根幹である、「記録」が疎かにされるのか。
その解決策を見出すことはできるのか。
公文書問題に先駆的に取り組んできた筆者がその核心を衝き、病根を抉る。

出典:平凡社公式サイト

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