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『通過儀礼』ファン・ヘネップ(岩波文庫)

『通過儀礼』ファン・ヘネップ(ファン・ジェネップ、ヴァン・ジェネップ)、綾部恒雄・綾部裕子訳(岩波文庫)

2012年
384頁




目次(収録作品)

第1章 儀礼の分類
第2章 実質的通過
第3章 個人と集団
第4章 妊娠と出産
第5章 出生と幼年期
第6章 加入礼
第7章 婚約と結婚
第8章 葬式
第9章 その他の通過儀礼
第10章 結論

ファン・ヘネップ(1873‐1957)は、儀礼を初めて体系的に論じた。誕生から死までの折々の儀礼、入会の儀礼などを、分離・過渡・統合の過程をたどる通過儀礼の視点で捉えた。特に過渡期という境界状況については、コミュニタス理論など後の人類学の理論的展開の基盤となった。儀礼研究の出発点となった人類学の古典。(解説=綾部真雄)

本書表紙(カバー)より


[関連]
『通過儀礼』アルノルド・ヴァン・ジェネップ、秋山さと子・弥永信美訳(新装版1999・新思索社)
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