『大東亜戦争の真実―東條英機宣誓供述書』東條由布子編、渡部昇一解説(ワック)
2005年8月9日初版発行
250頁
本書は、「東條が昭和十五(一九四〇)年第二次近衛内閣に陸相として入閣してから、昭和一九(一九四四)年七月内閣総辞職するまでの四年間の日本の政治の推移と戦争の動向について(略)東京裁判の証言台に立つにあたり、腹蔵なく語ったものである。」(p.238)。
『東条英機宣誓供述書』東京裁判研究会編(1948・洋洋社)を底本にし、漢字等の表記を改めたもの。供述全文を収める。
占領中、発禁文書だったもの。この頃の歴史に興味がある人は必読。なかなかおすすめ。
[筆者注]
(p.191)「奢移品」。底本もこうなっているが「奢侈品」の誤植か。
[関連]
『大東亜戦争の真実―東條英機宣誓供述書』(2009・WAC BUNKO)新書、255頁
「法廷証第3655号 宣誓供述書 東條英機」
国立国会図書館
(印刷が不鮮明で見づらい)
『東条英機宣誓供述書』東京裁判研究会編(1948・洋洋社)
国立国会図書館