『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 19 秋―歳時記』山本健吉編
1984年5月
262頁
秋元不死男 秋刀魚
安住敦 酔芙蓉
安西均 鮭の幽霊
石田波郷 黄葉期
円地文子 銀杏
大村しげ お盆
岡本かの子 秋雨の追憶
尾崎喜八 秋の林にて
尾崎方哉 鉦たたき
織田作之助 秋の暈
加藤楸邨 胡桃の実
川端康成 海から歸つて
上林曉 椎の實拾ひ
串田孫一 葡萄棚の下
窪田空穂 秋の第一日
小泉八雲 草ひばり
佐多稲子 重い八月
佐藤春夫 秋花七種
椎名麟三 松茸めし
島崎藤村 秋草
庄野潤三 烏瓜
杉浦明平 七夕
杉本秀太郎 月、萩、牛祭
瀬戸内晴美 月夜
高濱虚子 二百二十日
立原正秋 柿と椋鳥
田畑修一郎 盆踊り
塚本邦雄 秋吹くは
津村信夫 月夜のあとさき
戸板康二 お会式
富永太郎 秋の哀歎 [巻頭詩]
豊島與志雄 秋の気魄
永井荷風 蟲の聲
永井龍男 お山洗い
野上彌生子 野葡萄
葉山嘉樹 運動会の風景
半村良 秋の長夜に
東山魁夷 松上げ行事
広津和郎 赤とんぼ
堀辰雄 初秋の淺間
堀口大學 仲秋随筆
正岡子規 九月十四日の朝
増田れい子 ほおずき提灯
松本章男 紅葉狩
丸山薫 雲
三浦哲郎 郷里の菊
三島由紀夫 龍灯祭
室生犀星 螽蜥の記
森崎和江 祭りばやしと菊
安岡章太郎 夏休みの宿題
柳田國男 案山子祭
山室静 すすき
山本健吉 原城址の赤のまま
與謝野晶子 台風