『人類の星の時間』シュテファン・ツヴァイク、片山敏彦訳(みすずライブラリー)
1996年
387頁
目次(収録作品)
- 不滅の中への逃亡――太平洋の発見 1513年9月25日
- ビザンチンの都を奪い取る――1453年5月29日
- ゲオルク・フリードリッヒ・ヘンデルの復活――1741年8月21日
- 一と晩だけの天才――ラ・マルセイエーズの作曲 1792年4月25日
- ウォーターローの世界的瞬間――1815年6月18日のナポレオン
- マリーエンバートの悲歌――カルルスバートからヴァイマルへの途中のゲーテ 1823年9月5日
- エルドラード(黄金郷)の発見――J・A・ズーター、カリフォルニア 1848年1月
- 壮烈な瞬間――ドストエフスキー、ペテルスブルグ、セメノフ広場 1849年12月22日
- 大洋をわたった最初のことば――サイラス・W・フィールド 1858年7月28日
- 神への逃走――1910年10月の末、レオ・トルストイの未完成の戯曲『光闇を照らす』への一つのエピローグ(終曲)
- 南極探検の闘い――スコット大佐、90緯度 1912年1月16日
- 封印列車――レーニン 1917年4月9日
ゲーテ、ナポレオン、ドストエフスキー、スコットなどの天才が、人類の歴史の中で星の如くに輝いた、運命的な瞬間を描いた12篇。ツヴァイク晩年の傑作。再刊。
アマゾン商品説明より