『主力艦隊シンガポールへ―日本勝利の記録 プリンス・オブ・ウエルスの最期』R・グレンフェル(ラッセル・グレンフェル)、田中啓眞訳(錦正社)
2008年
206頁
目次(収録作品)
日露戦役終末期迄の西欧化した日本の興隆
極東に於ける列強の対立
第一次世界大戦後より三国枢軸同盟迄の極東情勢
開戦迄の極東情勢
シンガポール基地の構築
開戦直前のシンガポール
東洋艦隊到着と日本軍のマレー侵入
プリンス オブ ウエルスの最期
敗戦の原因
マレーの敗北
蘭印の敗北
印度洋上の作戦
珊瑚海海戦
ミッドウエイ海戦
英国全盛期の終末
埋もれていた貴重な文献、待望の復刊。
英国の海軍大佐であった著者が冷静な視点から状況を分析する。プリンス オブ ウエルス・レパレスの悲劇をもたらした真の責任は一体、誰にあったのか? シンガポール陥落の重大さを訴え、チャーチルの責任にも言及。
出典:錦正社公式サイト