『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 99 哀』住井すゑ編(作品社)
1991年1月
256頁
目次(収録作品)
芥川瑠璃子 「美を見し人は」
尾崎翠 悲しみを求める心
金子ふみ子 父
河上徹太郎 吉田君の死
久保田万太郎 可哀想な彼女
倉田百三 あはれなる廿日鼠
小宮山量平 わが幣舞橋悲歌(ぬさまいばしエレジー)
寿岳章子 最後の顔そり
神西清 きれぎれの追憶
住井すゑ ざんこく
徐勝 呉己順オモニム霊前 一九八〇年五月二九日大邱
高見順 かなしみ
立原正秋 哀れについて
檀一雄 白日の鳴咽
寺山修司 センターフライの犯罪
徳冨蘆花 哀音
徳冨蘆花 可憐児
中勘助 妹の死
永畑道子 貧しいひとむれ
西脇順三郎 自然の哀愁
馬場あき子 わくらばに問ふ人あらば
原民喜 忘れがたみ
古井由吉 秋をなほ泣く
堀辰雄 姨捨記
宮岡謙二 郷愁の肺癆
宮沢賢治 無声慟哭 [巻頭詩]
村上菊一郎 晩年の孤独
森銑三 朝顔
森崎和江 大連悲歌
山本健吉 「もののあはれ」