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『女工哀史』細井和喜蔵(岩波文庫)

『女工哀史』細井和喜蔵(岩波文庫)

改版1980年
450頁



紡績業は日本の資本主義の発展にあずかった基幹産業の一つである。ヒューマニスト細井は,この産業を底辺で支えた女子労働者たちの苛酷きわまりない生活を自らの体験と調査に基づいて克明に記録した。本書をひもとく者は誰しも,近代資本主義の残した傷痕のいかに深く醜いかを思い知らされずにいない。(解説=大河内一男)

出典:岩波書店公式サイト

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