『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 別巻91 裁判』佐木隆三編(作品社)
1998年9月
264頁
目次(収録作品)
田中美知太郎 責任と無責任との間
青地晨 体験的裁判論
徳冨蘆花 謀叛論(草稿)
平出修 逆徒 抄
川端康成 東京裁判判決の日
宇野浩二 世にも不思議な物語 抄
伊藤整 裁判についての感想
澁澤龍彦 サドは無罪か 裁判を終えて
野坂昭如 「四畳半襖の下張」ほまれの有罪
大岡正平 『事件』が出来るまで
木下順二 「裁判」を書き終えて
亀井勝一郎 裁判官の勇気
中野重治 裁判官国民審査のこと
正木ひろし 裁判と言葉の魔術
倉田卓次 裁判官の国語力は中学生並か 給付判決主文の用語をめぐって
伊達秋雄 裁判官の虚像と実像
我妻栄 裁判所による解決
伊藤栄樹 だまされる検事/被害者とともに泣く
木村晋介 法廷でナマの裁判のお勉強
井上薫 傍聴人の重さ
鮎川信夫 裁判を読む 抄
江川紹子 「オウム真理教」裁判傍聴記 1 はじめに
佐木隆三 法廷メモ行脚