『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 別巻99 歴史』網野善彦編(作品社)
1999年5月
264頁
目次(収録作品)
森鴎外 歴史其儘と歴史離れ
大岡昇平 歴史其儘と歴史離れ
色川大吉 ”クリオの顔”
坂口安吾 歴史探偵方法論
花田清輝 眼下の眺め
丸山眞男 歴史意識の「古層」まえがき
石母田正 歴史と人間
羽仁五郎 歴史家の苦心 1942 (抄)
川崎庸之 日本の歴史家
津田左右吉 歴史とは何か
柳田國男 歴史教育について
家永三郎 歴史教育に於ける遠近法
林家辰三郎 歴史・生活・芸能
宮本常一 ふるさとの歴史
高群逸枝 女性史研究の立場から
佐藤進一 歴史認識の方法についての覚書
石井進 日本中世国家論の諸問題 その一
笠松宏至 「傍例」の亡霊
勝俣鎮夫 説教「さんせい太夫」の構造 聖と俗の時空
横井清 烏の声、弓弦の音 「音声」への関心に寄せて
黒田日出男 絵画史科を読むために
阿部謹也 市の匂いに歴史をよむ
良知力 貨幣の表情
藤田省三 「断章」序
塚本学 大状況と小状況 序にかえて
網野善彦 海から日本社会を見なおす