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『図説・現代哲学で考える〈心・コンピュータ・脳〉』宮原勇(丸善出版)

『図説・現代哲学で考える〈心・コンピュータ・脳〉』(京大人気講義シリーズ)宮原勇(丸善出版)

2004年
154頁




目次(収録作品)

第1章 心や意識を消去すること
第2章 心の科学とことば
第3章 心と脳は同一だろうか
第4章 考えてみよう「カブトムシの箱」
第5章「三世界論」と相互作用説
第6章 因果的必然性と人間の自由
第7章 進化論と認識能力の発生
第8章 チンパンジーやオウムは人間とどこが違うのか
第9章 心はコンピュータによってシミュレーションされるだろうか
第10章 機能主義とは何か
第11章 解釈主義 (「志向的スタンス」の戦略?ダニエル・デネット)
第12章 「中国語の部屋」の議論 (「強いAI」へのジョン・サールの挑戦)
第13章 「ハード・プロブレム」に取り組め (チャルマーズ)
第14章 「クオリアの三法則」(クオリアは何のために?ラマチャンドラン)

京大での講義「哲学基礎論」の際に黒板に書かれた解説図をすべて再現。現代哲学の基本的考え方をわかりやすく、水準を落とすことなく「図説」。今回の<心・コンピュータ・脳>編では、とくに理科系寄りのテーマ、つまり人間の意識や心はコンピュータ・サイエンスによって解明できるか、という問題を主題として取り扱う。「心の理解」に関わる問題は、現代哲学において、いまホットな研究テーマである。工夫を凝らした解説図を「地図」がわりにした、思索の旅のガイドブック第二弾。

出典:丸善出版公式サイト

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