『フレーゲ哲学の最新像―ダメット、パーソンズ、ブーロス、ライト、ルフィーノ、ヘイル、アクゼル、スントホル』岡本賢吾・金子洋之編(勁草書房)
2007年
374頁
目次(収録作品)
文脈原理――フレーゲ哲学の中心[マイケル・ダメット/岩本敦訳]
フレーゲの数の理論[チャールズ・パーソンズ/小川芳範訳]
フレーゲ『算術の基礎』の無矛盾性[ジョージ・ブーロス/井上直昭訳]
ヒュームの原理は分析的か[クリスピン・ライト/津留竜馬訳]
フレーゲはなぜ新フレーゲ主義者ではなかったか?[マルコ・ルフィーノ/須長一幸訳]
プラトニズムは認識論的に破綻しているか?[ボブ・ヘイル/長谷川吉昌訳]
フレーゲ構造と命題、真理、集合の概念[ピーター・アクゼル/土谷岳士訳]
証明論的意味論と命題についてのフレーゲ的同一性規準[ヨラン・スントホルム/金子洋之訳]
『算術の基礎』のアイデアをもとにフレーゲの論理主義の再評価をはかる「新フレーゲ主義者」の論文を中心に、フレーゲを新しい視点から捉えた重要論文を精選した。
出典:勁草書房公式サイト