『ゲーデル 不完全性定理』クルト・ゲーデル、林晋・八杉満利子訳・解説 (岩波文庫)
2006年
309頁
目次(収録作品)
第1部 翻訳
第2部 解説
2 厳密化,数の発生学,無限集合論 1821-1897
3 論理主義:数学再創造とその原罪 1884-1903
4 ヒルベルト公理論:数学は完全である 1888-1904
5 数学基礎論論争 1904-1931
6 不完全性定理のその後
7 不完全性定理論文の仕組み
8 論文の構造
ゲーデル(一九〇六‐七八)の不完全性定理論文は、数学の定理でありながら哲学、心理学、現代思想、情報科学などの研究者をひきつけ、様々な影響を与えた。「解説」では、不完全性定理論文の歴史的経緯を説明し、その内容を丹念に解説する。
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