『改訂新版 科学論の展開―科学と呼ばれているのは何なのか?』A.F.チャルマーズ、高田紀代志・佐野正博訳(恒星社厚生閣)
改訂新版2013年
440頁
目次(収録作品)
序章
第一章 経験事実から導き出された知識としての科学
第二章 実践的な介入としての観察
第三章 実験
第四章 事実から理論を導き出す―帰納
第五章 反証主義の導入
第六章 洗練された反証主義、新しい事実の予言と科学の成長
第七章 反証主義の限界
第八章 構造としての理論 Ⅰ:クーンのパラダイム
第九章 構造としての理論 Ⅱ:研究プログラム
第十章 ファイヤアーベントのアナーキズム的科学論
第十一章 方法における方法的変化
第十二章 ベイズ主義的アプローチ
第十三章 新しい実験主義
第十四章 世界はなぜ法則に従うべきなのか?
第十五章 実在論と反実在論
第十六章 エピローグ
さらに進んで読む本
1976年の初版以来、科学哲学の入門書として定評ある原著。改訂新版(原著第3版)では、ベイズ主義の科学論、新実験主義、科学法則とは何かをめぐる議論、実在論と反実在論の論争などの新たな展開を加え、内容を大幅に改訂・増補した。また、訳者による解説や巻末索引を充実させテキストとしての利便性を高めた。
出典:恒星社厚生閣公式サイト