1996年
206頁
目次(収録作品)
第1章 十七世紀の科学革命と近代科学の形成
第2章 科学の対象とその数量化
第3章 科学における仮説の導入と理論の構成
第4章 科学の目的と科学理論の特質
第5章 物理学における実験と反証
第6章 帰納主義、実証主義、現象論
第7章 規約主義と道具主義
第8章 物理理論と全体論(ホーリズム)
第9章 科学的相対主義―理論負荷性と通訳不可能性
第10章 科学的実在論
第11章 科学的世界と日常の生活世界
終章 科学哲学は何のために
本書は、科学哲学の諸問題を全般的に扱おうというのではなく、科学としてはとくに物理学を対象として、近代の物理学の形成と発展が喚起する様々な哲学的諸問題を紹介し、論じようというものである。
アマゾン商品説明より