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『人間の土地へ』小松由佳(集英社インターナショナル)

『人間の土地へ』小松由佳(集英社インターナショナル)

2020年
264頁




目次(収録作品)

第1章 二〇〇六年 非情の頂、K2からの帰還
第2章 沙漠のオアシス パルミラ
第3章 混沌のシリア
第4章 難民の多様を生きる
第5章 日本、目に見えぬ壁
第6章 平和を待つ人々
第7章 難民の土地
終章 夜の光

日本人女性として初めてK2登頂に成功した著者と、ラクダと共に生きるシリアの青年。砂漠で出会った二人を待ち受けていたのは、「今世紀最悪の人道危機」、シリア内戦だった。徴兵された青年は、同胞に銃は向けられない、と政府軍を脱走する。辿り着いた難民キャンプは安全だったが、生きる意味を見い出せず、戦火のシリアに舞い戻る。人間は何を求めて生きるのか? 
シリア内戦を内側から見たノンフィクション。

第8回 山本美香記念国際ジャーナリスト賞受賞

出典:集英社インターナショナル公式サイト

人間の土地へ

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