『榎本武揚』安部公房(中公文庫) 2022/9/8 書籍データ 小説, 中公文庫 『榎本武揚』安部公房(中公文庫) 改版1990年 355頁 伝説によれば、脱走した三百人の囚人たちははてしない雪原をどこまでも越えて行き、阿寒の山麓あたりに彼等だけの共和国をつくり上げたと言われる。しかし、その後の消息は杳として知られない…。百年をへだてて彼等とその背後にあった榎本武揚を執拗に追う元憲兵、昨日の忠誠と今日の転向のにがい苦しみの中で唯一の救いである榎本は、はたして時代を先どりした先駆者なのか、裏切者なのか。 アマゾン商品説明より 榎本武揚 (中公文庫) amazon 楽天 こちらの記事もどうぞ『森鴎外全集』(ちくま文庫)『ミシェル・フーコー講義集成』(全13巻)『正史 三国志』陳寿(ちくま学芸文庫)『坂の上の雲』司馬遼太郎(文春文庫)『完訳 アンデルセン童話集』(岩波文庫)『城下の人 新編・石光真清の手記(一)』(中公文庫)『食卓の賢人たち』アテナイオス(京都大学学術出版会)(全5巻)『新版 うつほ物語 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫)