『ポスト・リベラリズムの対抗軸』有賀誠・伊藤恭彦・松井暁編(ナカニシヤ出版)
2007年
251頁
目次(収録作品)
第1章 リベラリズムの普遍性をめぐる対抗
――グレイとベイツ――(伊藤恭彦)
第2章 リバタリアニズムの左右対決
――ノージックと左派リバタリアン――(松井暁)
第3章 コミュニタリアニズムの政策論
――エッチオーニとガルストン――(坂口緑)
第4章 現代のコミュニズムをめぐる係争
――ネグリとジジェク――(向山恭一)
第5章 熟議民主主義の進化
――J・ハーバーマスとJ・ドライゼック――(山崎望)
第6章 「アーキテクチャ」の問い直しと民主主義
――レッシグとアンガー――(有賀誠)
第7章 ポストモダン的思考を超えて
――アガベンとデュットマン――(竹島博之)
第8章 グローバルな正義をめぐる対抗
――センとポッゲ――(神島裕子)
第9章 多文化共生社会の二つの構想
――ミラーとヤング――(施光恒)
第10章 フェミニズムにおける「政治」像をめぐる対抗
――オーキンとバトラーとヤング――(田村哲樹)
第11章 「ケアの倫理」と「正義の倫理」をめぐる対立の諸相
――ギリガンとキッティ――(樋口明彦)
第12章 環境をめぐる規範理論の対抗
――シンガーとリーガンとキャリコット――(田上孝一)
グローバリゼーション、民族紛争やテロ、貧困や環境問題の深刻化など、地球的問題群への打開のための有効性を説く。
出典:ナカニシヤ出版公式サイト