1996年
304頁
古代ローマの運命を、内乱から平和へ、そして共和政から帝政へと大きく変えた英雄カエサルと政敵のポンペイユスとの対決を描く劇的な記録。前49年ルビコン川を渡ったカエサルは、西はスペインから東はバルカン半島まで、北はアルプスから南は地中海を渡ってエジプトまでローマ世界を東奔西走して戦う。困難を克服し勝利するまでを、カエサル自ら迫真の名文で綴る、『ガリア戦記』と並ぶ重要史料。
出典:講談社BOOK俱楽部
2015年
320頁
ローマを揺るがせた「カエサルvsポンペイウス」の内乱を,歴史の当事者であるカエサル自身が描いた不朽の古典.前四九年の戦争勃発から,地中海世界各地での一進一退の攻防,前四八年のポンペイウスの死までを描く.最新の成果に基づき,訳注・解説・索引なども充実させた待望の新訳.
出典:岩波書店公式サイト