『私の履歴書―知の越境者』白川静・中村元・梅棹忠夫・梅原猛(日経ビジネス人文庫)
2007年
438頁
目次(収録作品)
白川静(東洋の精神―漢字文化共有 母胎に/故郷・福井―城址のほとりに生家 ほか)
中村元(私の学問―「仏教源流から学べ」/松江と中村家―幕末、国学師範の祖父 ほか)
梅棹忠夫(酒のみのいわれ―曽祖父母、朝から銚子/市民的平等感覚ー京の町人倫理を背骨に ほか)
梅原猛(実母―生後一年余りで失う/実父・半二―トヨタの技術、礎築く ほか)
漢字研究の第一人者・白川静、東洋思想の権威・中村元、民族学の梅棹忠夫、哲学者・梅原猛―。専門分野を超えて縦横無尽に思索を展開した、日本を代表する知の巨人たち。日本の風土に根を下ろしながら、国境の、民族の、宗教の、垣根を「越境」した四人の学究者が自らの生い立ちと人生を振り返る。
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