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『葭の渚 石牟礼道子自伝』(藤原書店)

『葭の渚 石牟礼道子自伝』石牟礼道子(藤原書店)

2019年
391頁




目次(収録作品)

第一部
1 水俣の栄町での日々
2 父祖の地・天草
3 祖父・松太郎と事業の夢
4 祖母・おもかさま

第二部
5 天草を遡る旅
6 「末廣」のすみれの悲劇
7 水俣川河口に移り住む
8 原郷としての不知火海
9 戦争の影

第三部
10 実務学校期
11 代用教員期
12 終戦と戦災孤児
13 葛渡小学校勤務
14 弟の心境
15 結婚と厳しい生活環境
16 歌人・志賀狂太の運命

第四部
17 サークル村への参加と水俣病との出会い
18 西南の役から近代日本を考える
19 高群逸枝著作および橋本憲三氏との出会い
20 田上義春さんのこと
21 水俣の奇病を問いつつ
22 道行きのえにしはまぼろしふかくして

石牟礼道子はいかにして石牟礼道子になったか?

無限の生命を生む美しい不知火海と心優しい人々に育まれた幼年期から、農村の崩壊と近代化を目の当たりにする中で、高群逸枝と出会い、水俣病を世界史的事件ととらえ『苦海浄土』を執筆するころまでの記憶をたどる。『熊本日日新聞』大好評連載、待望の単行本化。
失われゆくものを見つめながら「近代とは何か」を描き出す白眉の自伝!

出典:藤原書店公式サイト

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