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『大杉栄自叙伝』大杉栄(土曜社)

『大杉栄自叙伝』大杉栄、大杉豊 解説(土曜社)

新装版2021年
198頁




目次(収録作品)

一 最初の思い出
二 少年時代
三 不良少年
四 幼年学校時代
五 新生活
六 母の憶い出
七 お化けを見た話 自叙伝の一節

本読みの僕はいつもみんなの牛耳をとっていた

1921(大正10)年――、雑誌『改造』の求めで連載を起こすも、関東大震災下の「甘粕事件」により、未完で遺された傑作。「陛下に弓をひいた謀叛人」西郷南洲に肩入れしながら、未来の陸軍元帥を志す一人の腕白少年が、日清・日露の戦役にはさまれた「坂の上の雲」の時代を舞台に、自由を思い、権威に逆らい、生を拡充してゆく。 日本自伝文学の三指に数えられる、ビルドゥングスロマンの色濃い青春勉強の記。

出典:土曜社公式サイト


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